第3章 お留守番【キングVer.】
「ちょ、いいから離れてくれる!?」
から貰ったティッシュで鼻を抑えてうつ伏せになる。
これは...誘ってる、のかな?
そうだよね!?
もう本能で行ってしまっていいのか?
もうごちゃごちゃ考えてるのがバカみたいだ...
『キング!?』
オイラの心臓が破裂するんじゃないかって位バクバクする。もう本能に任せることにしたよ。
うつ伏せから、しゃがみこむに向かい合うように座り、もう本能に任せてを抱きしめた。
「今日のはどうしたのさ?
か、かわいすぎる、というか...
そんなに可愛いとオイラ...
普通じゃいられないんですけど?」
なんかこういう時の模範的な伝え方が分からなくて今考えてる事をそのまま言うしかなくて。
『あ、あの...
私...キングなら...
いいよ?』
はイヤがるどころか背中に腕を回して小さい声でそう言ってくれて。
ーちゅ、
オイラから軽くの額にキスをした。
「オイラ男だしそんな事言われたらもう止まらないよ?」
『うん』
顔を真っ赤にして頷く。
オイラの鼻血も色々な思考をめぐらせたからかすぐ止まってて。こんなシーンで鼻血とか最悪だしね。よかったー...
からお許しをもらったことだし先に進もう。
「、オイラ多分初めて合った時からキミのこと好きになってた。一目惚れだったのかも。」
『私もキングの事好きだった!』
ーちゅっ
から口にキスをされて。
お互い真っ赤になりながらどちらからとかそういうんじゃなく自然に唇を近付けてキスをする。
最初こそ啄むだけのキスだったけどオイラもも子供じゃないワケで。舌を絡めるキスに変わってお互いを求め始める。
ーちゅ、ちゅく...
『ん、は...ん、ン...』
をうっすらと見ると一生懸命になってオイラの舌に付いてきてるのが分かって。
ちゅぱっと音を立てて唇を離すとくたっとオイラにもたれ掛かってきた。
「、可愛いよ」
『私初めてだからよく分からなくて...
』
「初めてがオイラで後悔しないかい?」
『キングがいいの』
オイラにもたれ掛かりながらそう言う。