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君との時間。

第3章 お留守番【キングVer.】




「えっ?」

団長なんて言った?

「だからー、
俺達は町に買出しに出るからお前らは留守番な?って言ったんだけど?」

「...え、もう1回確認するけどお前らって?オイラと...」
「だからだけど」
「......どうしてさ」
「は?オレとエリザベスとゴウセルとホークは酒や調味料。バンとディアンヌは食糧。
だからまだ眠ってるのお守りはキング。な?」
「...わかったよ...
言っとくけど、団長がそう言うから仕方なくと残るんだからね!」

「ふーん。
じゃ、よろしく!」

ーバタン、
皆を引き連れて出ていった団長。
団長はニヤニヤしたな。
オイラの気持ちバレてる!?
ま、まぁそれは置いといて、
オイラと2人きり...
ふ、2人!?
えぇぇぇ!
2人きりって意識すると恥ずかしすぎるんだけど!!
まだは寝てるしとりあえず落ち着こう。
こんな顔見られたらもう死んでもいい。
それ位だらしない顔してると思う。

の朝食を作って本でも読もう。
トーストに目玉焼きにウインナーでいいよね。
ザ・朝食って感じで。

......な、なななんか同棲みたいじゃない!?
違う違う!これはただ仲間のご飯の準備だし!
『キングー?なにしてんのー?』
「わぁっ!」
まだ階段下りてくるとこみたい。
びっくりしたー
「何って...キミの朝食の準備じゃないか」
トントンと階段を下りてオイラの側に立って手元を見てくる。
『やったー!目玉焼きー!
私半熟ね!』
「オイラも食べるついでだからね」
『はいはーい
ありがとね、キング』
照れ隠しに悪態をつくもフワフワの髪を揺らしてニコリと笑いかけて回避される。
「......とりあえず着替えてきたら?」
まだパジャマのをちらりと見てからフライパンに視線を戻す。
『はーい』
たんたんと駆け足で2階へ上がっていく。

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