第1章 梅の花 嫉妬の謳(秀吉誕生祝い2017)
「どうした?」
驚いた秀吉は、前髪に指を差し込んで、そのまま頬を撫でてやると、
秀吉のその手のひらに、細い手のひらを重ねた美蘭が言った。
「…しあわせ…だなっ…て。」
「……!!!」
自分の手に、頬を寄せて、幸せだと涙する美蘭の姿に、
自分まで涙が込み上げそうな感覚に陥った秀吉。
どうしようもない、
嵐のような愛しさが身体中を駆け抜けた。
(どれだけ煽れば気がすむんだ…っ。)
「まだまだだぞ?美蘭。もっともっと…しっかり俺を感じろよ。」
そう言うと
秀吉は、思い切り律動を開始した。
ヌチャヌチャと聞こえる水音と、パンパンと肌がぶつかる音が暗い部屋に鳴り響く。
「ああっ…秀吉さん…あ!…あん…っ…大好き…あ!」
「は…っ…美蘭…っ…愛してる…っ。」
律動すればするほど、快楽の階段を駆け上がっていく。
美蘭は、気がおかしくなりそうな快楽に、蜜壺を痙攣させた。
「ああ…あ…っ!また…イッちゃ…ああああっ…!!!」
ギュウギュウと自分自身を締め付け畝る美蘭の蜜壺に導かれ
「…っく…っ…」
秀吉も、果てた。
その後も、朝まで、幾度となく繋がり愛しあった2人。
これからは2人で生きていく。
…そう、誓いをこめて。
終
遅くなりましたが
秀吉さんお誕生日おめでとうございます♡