• テキストサイズ

俺らと粉モン食べへん?

第2章 濵田崇裕





濵田くんって知ってる?


なで肩と馬面で有名だけどね!

本当はカッコよくて、
身長だって理想的じゃんね?!


彼の魅力は誰も知らないけど、

でもそれでもいいの!
だって私だけが知ってるなら
それって特別っぽいじゃん?

特別の響きは美しいよ


「なに1人でニヤニヤしとんの」

『ああ!小瀧望!!』
「え?なんでフルネームなん…」

気持ち悪い。名前で呼んでやと
不機嫌な彼は、

濵田くんのお友達!

彼は彼で凄く人気だけど
でも、どうだっていいの!


私は濵田くんしか眼中に無いのだから!!



『あれ?濵田くんは?』
「あんなあ、濵ちゃんも忙しいねんで」
『せやなあ、小瀧望は暇やもんな』
「うるせえな!俺も忙しいわ!」
『あんたのがうるさいわ』


これだから子どもっぽい男は…。


それに比べて濵田くんは
大人っぽく優しい紳士的な男性!!!




「のんすけ〜?居る〜?」

「あ。濵ちゃんや…って
!?お、おい」

『濵田くんおはよう!
今日も素敵に撫でてる肩やね
高身長だからきっとモテるやろうね…
そうだ!今日はこれ作ったの食べてくれる?
ああ、でも少し焦げたから苦いかも…
不味かったら言ってね!作り直…』

「おい。マシンガン。うるさい」
『な!小瀧望!』

「はは、朝からよう喋るな?ちゃん
ありがとう、あとで食べるなあ?」





/ 262ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp