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俺らと粉モン食べへん?

第7章 小瀧望





「やって、淳太のやつ、
ぜっったい!のこと好きや」

「はぁあ?そうか?」
『ないない』


私と智くんは否定するのに

望は帰る気ゼロなのか何なのか。
嘘や!とジタバタ。


お母さんもさすがに鬱陶しくなったのか


『あんたはよ帰りや』

と追い出そうとされる始末。


「オカンやめたって〜
こいつヤキモチ妬いてんねん」

『あんたどっちの味方やの
ご飯食べんの?もはよ行き
暗くなるんやからもう〜〜』


智くんがお母さんをなだめてるうちに

私は駄々こねる望を
無理やり連れ出した




お母さんだけは最初、

望の事かわいがってたけど
しつこいからうざがられてるもんね…


「のオカンなんやの〜
俺の扱いほんまに雑すぎやで」
『あんたが毎日居座るからやんか』
「住み着いたろぉと思ってな」



離れへんで、


ひひとまた笑った望は

「将来、を嫁にもらうんやから」



そう言って私の手を握り
ぎゅっと引っ付いた














end.




「なんで小瀧もおるん」
『ついてきてん』
「ええ加減に離れしいや」
「一生せえへん」
『望もはよ帰りや』
「帰りは誰が送るねん」
「俺しかおらんやろアホ、どっか行け」
「お前がどっか行け」
「お前っ…!?部活んとき覚えとけよ」




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