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俺らと粉モン食べへん?

第1章 中間淳太






避けることで想いを断ち切ろうと思った



誘われた合コンにも、
デートの誘いも、

普段は断るけれど
頑張って受けてみたのに。



あの人以上を見つけるのは、

凄く難しいことだって
改めて思い知った



やつれた私をあの人は、

「大丈夫か?飯でも食いに行くか?」


なんて、要らない優しさをくれるの

優しくなんてしないで。
嫌いにさせて


手に入らない貴方からの愛を、
私は欲しいと思っている。


『大丈夫です』


「大丈夫ちゃうやろ。無理すんな」




ほらやっぱり無理なんだ。


あの人は凄く優しい人だから
心配そうなその顔を、

泣いてしまう私にたくさんくれる。



だけどあの人は残酷だった。




幸せな顔をして、

彼女の隣を歩いてるのを見た。



照れた彼女の頬に、キスをした。




あの人は私を簡単に傷つける。



そしてあの人は、
私を簡単に悪い女にする。





彼女と喧嘩してん、



相談されたソレに
別れればいいのにって思った。



思ってはいけないことなのに

どうしてだろう、
つらつら悪口が出る。


ちがう、ちがうの。



ただあなたが欲しいだけなの。



それなのに、

私の好感を下げるとをしてしまう






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