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俺らと粉モン食べへん?

第3章 桐山照史




「誰もそんなこと思うてへんよ
淳太くんやって、濵ちゃんやってそう
邪魔なんて誰が思うねん!」

「。人を信じる事は大事や。
でも信じすぎたらあかんねんで。
疑うこともまた1つ大事なことやねんで」


あの日、好きだと伝えたとき。

は、嬉しそうに幸せそうに
ありがとうございますと笑った


世間知らずで俺らが知ってる当たり前を

は1つも知らずに生きてきた



自動販売機で飲み物の買い方、
レジでの会計の仕方、
携帯で電話する方法。
パソコンの使い方


1つ1つ教えてあげると、

子どもみたいにまた笑うんや




「せやから生きたくないなんて言うな」


の生きる希望になれてるかな

まだまだ教えたいことも、
伝えたいこともたくさんあるんやけど。



大切だからこそ、

慎重になってまうことも。





それでも俺は君の隣で、
大丈夫やでって背中を撫でたるで?


安心するまで好きやって言うたるわ。




だからだから。




生きたくないなんて、

二度と言わんでや?
















end.




「付き合う意味も
知らんかったからなこいつ」
「えええ…嘘やん…」
「変なこと教えんなよ?」
「あんなことやこんなことや?」
「うるさい濵ちゃん」
「いやーもう!考えただけで吐きそう」
「淳太くん…」



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