第10章 《裏》今欲しいもの【神威】
神威「仕方ないなぁー…。今回は許してあげるけど…。」
夏希「ほっ…」
私は少し気が楽になったー…はずだったのに。
神威「その代わり、明日1日は何処にも行かないで、誰にも会わずに俺の部屋にいて?」
夏希「えっ!?」
神威「だって…俺の夏希を誰にも見せたくないんだ。」
神威はニコッと笑った。
夏希「でも…。」
神威「そこまで嫌なら、こっちにする?」
と言って取り出したのは、バイブ。
夏希「ーーっ!?」
私は驚いて声も出なかった。
神威「どっちがいい?バイブか俺の部屋に居るか…。」
夏希「わかった!わかった団長の部屋にいる!居るから!」
神威「うん♪じゃあいいや。」
そう言ってシャワールームを出ていった。
夏希「さすがにば…バイブは…ヤダ…。」
私はその後、すぐに服を着て寝てしまった。