第9章 《裏》大好きな…【吉田松陽】
そう言うと、松陽先生は少し考える動作をし、
その後ニヤリと怪しく笑った。
松陽「全く…銀時は…。」
夏希「…し、松陽先生?」
私は戸惑いがちに先生を呼ぶと、
松陽先生は私を抱き締めた。
松陽「私も、好きですよ。夏希が。」
いきなりの言葉だった。
夏希「…!」
松陽「まず、この跡についてですが、
この跡は"自分の物"と言う証なのです。」
夏希「へぇぇ!?」
私は銀時を少し恨んだ。
松陽「だから、最初見たときは嫉妬でどうにかなりそうでした…。」
夏希「松陽先生…。
じゃ…あ、し、消毒、してください。」
ためらいがちに言うと、松陽先生は私を畳に押し倒し、
着物をはだけさせた。
松陽「えぇ。消毒してその上に私の物だと言う証を付けましょう。」
そう言ってキスをされた。