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銀魂の短編集!2

第9章 《裏》大好きな…【吉田松陽】


道場に着くと、銀時から木刀を投げつけられた。


銀時「ほら、やるぞ!」


松陽「では、審判は私がやりましょう。」

松陽先生まで乗り気だ。


夏希「女だからといって、手加減は入らないから。」

そう言って木刀を握りしめると、


銀時「手加減するかっつーの。」

銀時はニヤリと笑った。


松陽「それでは…始め!」

松陽先生の合図で銀時が私目掛けて斬りかかってきた。
それを木刀で受けると、衝撃が私の体を通った。


夏希「つ、つよ…い。」


銀時「へっ、鍛えてるからな。
もう降参するか?」と見下す様な発言をされ、私の闘争心が燃え上がった。


夏希「んな訳無いでしょっ…!」

銀時の木刀の持ち手近くを弾きよろけた隙に銀時の木刀をぶっ飛ばす。


そして、衝撃で倒れた銀時の首筋に木刀をつき出す。


夏希「…どう?
やっぱり歳の差ね。」
私は誇らしげに笑った。


銀時「…くそっ、敗けだ。」

銀時が舌打ちをすると、
松陽先生が合図を出した。


松陽「そこまで。勝者は夏希。」

そう言って私の頭を撫でてくれた。


銀時「くっそ…おい、夏希!」


夏希「?」


銀時「お前ここに住め!ぜってー倒してやる!」

と銀時が私を指差した。


松陽「どうしますか?夏希。
ここに、住んでくれますか?」


私の答えは、もうとっくに決まっている。


夏希「はい、松陽先生。」


こうして、私の新しい日常が始まった。
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