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銀魂の短編集!2

第9章 《裏》大好きな…【吉田松陽】


夏希「はぁ?」
私は思わず耳を疑った。


なぜ私が寺子屋なんかに…。


夏希「第一、私は身寄りが…。」
そこまでいうと、
松陽に人差し指で唇をふさがれた。


松陽「大丈夫ですよ。この銀時も貴方と同じです。」


夏希「えっー…。」


松陽「この子も、貴方と同じ出会い方ですよ。ふふ、なにか縁でもありそうですね。」


銀時「うるせー!」

夏希「でも、私は…。私なんかが…。」


松陽「………」

私が俯くと、松陽は私の頭をポンポンと撫でた。


松陽「大丈夫。君なら君の生き方が見つかるはずだ。
だから、一緒に生きてはみませんか?」

松陽の優しい言葉に圧倒され、
私は松下村塾に行くことになった。
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