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銀魂の短編集!2

第8章 《裏》幼なじみの貴方【沖田総悟】


総悟が後ろから銀さんに刀を向けていた。


銀「おーおーあぶねぇなぁ、総一郎君。」


総「総悟です旦那。夏希になんかしやしたかぃ?」

総悟は殺気立っていた。


銀「してねーよ?ただ今度パフェ食いに行く約束しただけだ。」

と言って銀さんはニヤリと笑った。


総「……ダメでさぁ。」


銀「なんだぁ?なんでダメなんだよ。」
銀さんはニヤニヤし続けていた。


総「………。」


銀「ふっ、総悟と夏希は何でもねぇんだろ?じゃあ良いじゃねぇか。なぁ?」
と言って銀さんは私の肩を抱いた。


夏希「なっ…銀さん!!」


総「………っ!!」
総悟は驚愕していた。


銀「何も言えねぇだろ?だったら俺の方が夏希とお似合いなんじゃねぇの?」

夏希「銀さ…ぐっ」
口を塞がれて何も言えなくなった。


銀「ちょっと黙ってろ。」

銀さんに睨まれて立ちすくんでしまう。

総「…っ!」

総悟は刀を握って銀さんを睨み付けている。


銀「行こーぜ夏希。ファミレス連れてってやるよ。」

私の心は、酷く傷付いていた。

総悟はこんなにも私を思っていなかったのか…。


そう思うと、涙が溢れてくる。


総「まちなせぇ、旦那。」

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