第7章 《裏》蝶の憩いの場【高杉晋助】
晋助さんの所へ行くと、
晋助さんは瓦礫の上へ座っていた。
晋「…そっちも片付いたようだな。」
夏希「はい、晋助さん。」
私はニコリと笑った。
また子「夏希たら可愛いっすよっ!」
また子ちゃんはいつも私を抱き締めてくれる。
それが何だか照れるけど、それより何倍も嬉しい。
万「…晋助、そろそろ船へ戻るでござるよ。」
晋「あぁ。もうここに用はねぇしな。」
船に戻って万斉さんとまた子ちゃんと別れると、私達は部屋へ戻った。
夏希「ふぁぁ…疲れちゃった!」
私は後ろを向いて晋助さんに笑顔を向ける。
晋「あぁ。疲れたな。」
晋助さんは私を見据えると、
こちらへ近づいてきて、
私を布団へ押し倒した。
夏希「晋助さん…。」
晋「疲れたから…
休息が必要だろ?」
そう言って激しいキスをしてきた。