第6章 《裏》私の侍【志村新八】
夏希「新八くっ…!?」
私は、新八君が幻覚なんじゃないかと思うくらい泣いていた。
新「うぉぉぉ!」
?「ぐっ…!うわぁぁあ!」
誘拐犯はそこら辺に倒れ、
新八君は私を抱き寄せた。
新「すみません夏希さん…。
僕がちゃんとしていれば…。」
私は新八君を抱き締めた。
夏希「どぅして、ここがっ…?」
新「家の目の前に転がってた天人に聞いたんだ。」
新八君はひどく汗をかいていた。
夏希「ぁりがと…っ、ありがとうっ…!新八君…!」
また、ぼろぼろと泣いてしまう。
だが、新八君がそれをぬぐってくれた。
新「良かった…。夏希さん…。」
そして、軽く見つめあっていると…。
新「って!夏希さん全裸じゃないですか!!」
新八君が急に顔を真っ赤にさせた。
夏希「…あいつに、ビリビリにされちゃって…。」
すると、新八君は血相を変えて私の肩を掴んだ。
新「夏希さん、君、こいつになにされたんだ?」