第6章 《裏》私の侍【志村新八】
ふと目を覚ますと、ベッドの上にいた。
知らない場所のベッド。
そうか、私はまた拐われてー…。
?「起きたようだな。」
上を見上げると、やっと顔が確認できた。
ん?人間…?
夏希「ひ、人…?」
?「あぁ…。私は人だ。だが、今は天人と共に行動している。」
夏希「今すぐここから出して。」
?「ふ…強情なやつめ。
なんだ。あそこらに好いている奴でもいるのか?」
夏希「そんなんじゃ…。」
いや、そうかも、知れないー…。
新…八君…。
その時、やっと気付いた。
私は、新八君が好きなんだ。
好きなんだー…。
?「まぁ良い、私に付き合いさえすれば。」
夏希「何をする気…?」
そう言った途端、
服をビリッと破られた。