第6章 《裏》私の侍【志村新八】
志村新八と言う人の後ろを着いていくと、
道場がある立派な家に着いた。
新「はい、ここが僕の家です!」
夏希「立派な家ね…。」
新「そ、そうですか?ありがとうございます。」
?「あら?ちょっと新ちゃん?こんなところで何してるの…?」
新「あ、姉上!」
姉上と呼ばれるその人は、私を見るなり驚いていた。
?「あら?この方は…。あ、まさか、新ちゃんの彼女さん…?」
新「違いますよ、姉上。彼女は…」
と姉上に説明をした。
?「あら、そうだったのね…。じゃあ、早くお入んなさい。私は志村妙よ。よろしくね!」
どうして、この二人はこんなに優しいのだろうか。
なんか…目の奥が熱い…。
夏希「…!?」
私は、泣いていた。
妙「ふふ、泣かなくても大丈夫よ。
これからは私と新ちゃんがいるから…」
そう言って、私を抱き締めてくれた。
夏希「…っ、ぐすっ、あ、ありがとう…っ。」
新「じゃあ、中に入りましょうか。
行きましょう、姉上、夏希さん。」
そして、この二人との生活が始まった。