第1章 《裏》甘ったるい声【河上万斉】
また子「じゃあ、頼んだっすよ~」
皆さんと別れた後、私は万斉さんと共に空き部屋に入った。
夏希「じゃあ、ここを掃除でもしますか!」
そう言って箒を手に取った。
万斉「その前に…」
万斉さんは私を引き寄せ、
チュッとキスをした。
万斉「デザートを貰っていないでござる。」
そう言うと、
万斉さんはディープなキスを繰り出してきた。
万斉さんのテクは一流で、
キスだけで絶頂に達してしまいそうになるほどだ。
夏希「ン、ンっ…!」
私は、万斉さんのキスに翻弄された。
夏希「ンぁ…っ」
すっと唇が離れると、
銀色の糸が出来ていた。
万斉「はぁ…。なぜそんな顔をするでござるか…?」
万斉さんは、私の額に自分の額をくっつけた。
万斉「理性が持たないでござる。」
数トーン下がった声に、私は過剰反応してしまう。
低くて甘い声に、
私は夜の快感を思い出してしまう。
万斉「今日の夜は覚悟した方がいい…。」