第5章 《裏》俺だけのもの【坂田銀時】
その後、山崎さんと恋愛話で盛り上がったあと、
土方さんと山崎さんは行ってしまった。
夏希「いやぁ、久しぶりに盛り上がれました!」
銀「…。」
夏希「あの?銀さん?」
銀「お前、さ。」
夏希「はい?」
銀「ほんっと小悪魔…。」
そう言って、銀さんは私を抱き締めた。
夏希「へっ?ぎ、銀さん?」
銀「俺さ。めっちゃヤキモチ妬いたんだけど。」
夏希「えぇ!!」
銀「だからさ、お仕置きだぜ?
覚悟しとけよ?」
夏希「っっ…。」
銀さんの"覚悟しとけよ"は、
とても厭らしい言い方だったため、
このあと何が起こるのかが納得できた。
銀さんは、私を抱き上げるとすぐに万事家に戻った。
そして、敷きっぱなしの布団に私を押し倒した。
銀「俺、今すっげ怒ってっから、激しくなるぜ?」