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銀魂の短編集!2

第3章 《裏》好きなんかじゃない。【阿伏兎】


敵をすべて倒すと、阿伏兎は私を見てこう言った。


阿「最後の質問だ。お前さんは俺達と一緒に来るか?」

すっかり阿伏兎の強さに圧倒された私は、
断ることを忘れていた。


夏希「いいわ、着いて行く。
貴方に興味を持ったわ。」
私は、妖しく笑った。


阿「じゃ、いくぞ」
そして、私の春雨入りが確定した。


神「ん?阿伏兎、そいつ誰?」


阿「あ、団長~。こいつは新入りだぜ。きっと団長も気に入る奴だろうよ。」


神「へぇ~。今度手合わせ頼むヨ。」

団長ならぬ神威はそう言ってウインクをした。


阿「オイ、おめーさんには伝えてなかったが。」


夏希「はい?」


阿「この団には女がいねぇ。
よって一人部屋も無い。」


夏希「で?押し入れにでも入る?」


阿「いや違ぇ。
お前と俺が同室だって事だ。」


夏希「なっ…!」

阿「でも、他の知らねぇ奴よりはましだろ?」


夏希「ま、まぁ…。」


阿「じゃあ決まりだな。」

そして、私の春雨生活がスタートした。
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