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銀魂の短編集!2

第20章 《裏》それどころじゃない【沖田総悟】


私達は、神社の鳥居近くのお菓子売り場にやってきた。


夏希「わぁ、ねぇ総悟!キャンディあるよ!」


総悟「そうですねぃ。一個ずつ買いやしょう。」

一つずつ買ったあと、私と総悟は帰る事になった。
帰り道でも、総悟は私の方を見てくれなかった。


そんなに私は魅力が無いのかなぁ??
少し泣きそうになった。


夏希「ね、総悟。」


総悟「なんですかい?」


夏希「あの、私って……」
神楽「あ、夏希と沖田アル。」


夏希「あ、神楽ちゃん……と、銀さんと新八君…。」


なんとタイミングが悪い。


神楽「夏希、夏希!!その飴ちょうだいヨ!」


夏希「いいよ!」

神楽「ん、甘いアル。」


銀時「どれどれ、俺も味見…」


沖田「だめでさぁ。旦那は俺のを食べてくだせぇ。」


銀時「ちっ…。」


神楽「夏希可愛いアルな、その服」


夏希「そうかな?ありがとう…!」


神楽「だよな?沖田」


総悟「……。」

総悟は黙ってしまった。

私は、気付けば涙が溢れていた。


総悟「…!?夏希!?」


神楽「夏希!?どうしたアルか!?」

夏希「あっ、な、なんでも、ない…の…。ごめ、もう帰る!」


そう言い残して私は駆け出した。
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