第19章 《裏》甘党と甘党【坂田銀時】
近藤「お、夏希ちゃん!どうしたんだ??」
夏希「私と、勝負してください!」
近藤「へぇ?面白い話じゃねぇか。」
夏希「お願いします!!」
近藤「あぁ、いいぜ!でも、容赦はしねぇぞ…!!」
夏希「はい!」
私達は道場に向かった。
夏希「それでは、よろしくお願いいたします!」
近藤「あぁ!」
私は近藤さんの木刀めがけて私の木刀を降り下ろした。
だけど、近藤さんはひらりと避けた。
夏希「そんな簡単には倒れてくれませんね…!」
近藤「そりゃ、侍だからな。」
近藤さんは私の木刀に連続で木刀を当ててきた。
一つ一つの攻撃が重くて、
中々反撃ができなかった。
夏希「でも、でもっ…!」
勝たなきゃ、意味がないから…!
攻撃に隙ができた瞬間に、
私は近藤さんの後ろにまわり、
背中をパシッと撃った。
近藤「くっ…!ま、負けた…!」
近藤さんは余裕そうな顔で笑っていた。
夏希「…本気だしてませんよね?」
近藤「さぁ、な??」
近藤さんはニコッと笑った。
夏希「ありがとう!!」
そう言って、近藤さんと別れた。