第19章 《裏》甘党と甘党【坂田銀時】
土方「で?俺か?」
夏希「うん、十四郎ならやってくれるはず。」
土方「3キロくれぇどうだっていいじゃねぇか。」
夏希「3キロも太ってんだよ!!一大事だわっ!!」
土方「はぁ…。仕方ねぇな。」
夏希「ほんと!?手伝ってくれんの!?ありがとぉぉぉ!!」
私は十四郎に飛び付いた。
土方「うぉっ…!?び、びっくりした…!」
こうして、私のダイエットが始まった。
土方「ん…。じゃあ、夏希、お前剣は握れるな??」
夏希「うん、どっかの鬼副長にびっしり!」
土方「じゃあ良い。お前は、俺達新選組一人一人と対決しろ。」
夏希「えっ!?勝てるわけ無いじゃない!」
土方「一人倒したらダイエットにもなんだろ。」
夏希「なにそれ…。」
土方「俺は甘く無いからな。」
夏希「うぅ…。鬼副長。」
土方「まぁ、頑張れ夏希。」
夏希「…銀さんの、ためならっ!!」
私は気合いを入れて、まず近藤さんの所へ向かった。