第2章 《裏》ヤキモチも大概に。【桂小太郎】
どうにか、誰一人として会わないまま家に着き、
後は桂さんにばれないように…。
そっと家に入り、
桂さんにばれないように二階へ上がろうとしたその時…。
桂「む、誰か帰ってきたか?」
かぁつぅらぁさぁん!?
気付いた!?
気付かれちゃった!?
桂「お~い?居ないのか~?
む?勘違いか?」
と言って居間に戻った。
夏希「良かった…。」
そう言って溜め息を付くと、
案の定桂さんにバレた。
桂「やっぱり誰かいる…………って!?ぬぉ!?夏希!?」
夏希「キャアァア!?来ないでぇぇ!」
私は近くにあったエリザベスのプレートを投げつけ、
二階に逃げた。
桂「いだっ!!ちょ、待て夏希!!」
後ろで桂さんが叫んで居たが、
気にせずに走った。