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歳下 LOVE♡WAR【R-18】

第2章 偶然の再会。


「合コン、合コン」

「やけに楽しそうだな、ゆり」

「そう言う実里は楽しくなさそうだね」

実里が私をきっ、と睨む。
お前のせいだろうが!不本意だ!とぎゃあぎゃあ喚く実里を軽く流しながら、まだかまだかと相手の男性陣を待つ。

もう店に入って、化粧も直して、準備万端なのに。

「大体、時間も守れない男なんぞ、興味ない」

「まあまあそう言わず」

きっと忙しいんだって、と言うものの……やっぱり遅い。

女の子達が皆そわそわして、今か今かと待ち続けること、約二十分。

「ごっめーん!遅れちゃって」

来た!と心の中でガッツポーズをする。
対して実里は心底嫌そうな顔をする。

「ううん!そんなに待ってないから」

と、関根さん。
実里は今にも、ふざけるな!とでも言い出しそうな雰囲気だ。

「どこが上物揃いだ。全然じゃないか」

「こら、実里」

小さな声で言ったから良いものの、聞こえていたら女子からも男子からも責められる。

まあ確かに、私の好みではない。

「ん?お、おい、ゆりっ」

実里がらしくもなく少し慌てたように私の肩をぺしぺしと叩く。

「なにー?いい人でもいた?」

「ばか、そんなんじゃない!見ろって!」

またばかって言うー、と少し不貞腐れながら、実里の視線の先を見る。

「見るって何を────…………えっ」

ああ、神様。
私が一体にあなた様に何をしたというのでしょう。一日一善どころか、一日五善くらいしてきたというのに。これは嫌がらせ?それとも、単なる偶然?必然?

そもそも、仏様を慕うべきだったのでしょうか。それとも、神様なんていないのでしょうか。
私には分かりません。

いや、そんなことよりも……

「どうして先輩が……?」
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