第25章 小雨の夜に…
"トントン"
山崎
「 !! 」
山崎さんと2人きりの自室に誰かが訪ねてきた。
みわ
「山崎さん…押入れへ……」
小声で誘導する
山崎さんは軽く頷くと、
落ち着いた様子で
物音を立てずに押入れに入った。
(慣れてるな…)
みわ
「こんな時間にどなたですか?」
篠原
「俺だ。」
私は障子を開けずに向こうにいる篠原さんに話しかける。
みわ
「なんですか…」
篠原
「着いて来い」
(こんな時間に?)
みわ
「明日ではいけませんか?寝間着なので…あまり屯所内を
歩き回りたくないんですが…」
篠原
「伊東さんがお前をご所望だ…急げ。」
(嫌な言い方するな……)
みわ
「夜の接待は…」
"スッー"
勝手に障子を開け中へ入ってきた篠原さん
そして私の腕を掴む
篠原
「行くぞ」