• テキストサイズ

~愛ではなく、恋~【ハイキュー‼】

第8章 ~ネコ達、恋に大騒ぎ。~



*******************************

例えば、ある日の体育館では。

『おぁ、なんだよリエーフ、
お前、さっき打ったばっかだろ?
幼稚園生じゃあるまいし、
後ろから並べ!割り込み禁止っ!』

『あ、山本先輩、すんません。
研磨さんっ、俺に多目にトスくださいっ!
今日の俺はいつもと違いますからっ!
エースらしく決めますんでっ!』

『エースだと?俺を差し置いてっ?!』

『あ、とりあえず今は
1年生大会のエースってことでいいです。
山本先輩も、俺に追い越されないように
頑張って下さいネ。』

『…ねぇリエーフ、
今日は試合でもないフツーの練習なのに、
なんでそんなにヤル気あんの?』

『えっ?だって今日は◎×※△□…』

『なにぃ!お前ばっか、?△×$θ…』

『だってどう考えたって*§@♭★※…』

『うっせぇ、1年のくせして〒℃@&;…』

『…リエーフもトラも、
あんなにうるさいのに
何言ってるか全然わかんないって、
どう考えても言葉の無駄遣いだよね…
ねぇ芝山、何の話してるか、わかる?』

『多分ですけど、灰羽君、
誰か女の子に、練習見に来るように
誘ったんじゃないですか?
そこでカッコいいところを
見せたいんじゃないかと…』

『ふぅん…ねぇ、海君、ちょっといい?』

『ん?』

『あの二人、レシーブ練がしたいって。
そっちで特訓してあげてくれる?』

『(笑)あぁ、いいよ。
おーい、山本、リエーフ!』

『『…なんスか?』』

『レシーブ練、俺が付き合うよ。
100本あげたら交代な。山本から。』

『100本👀‼️てか、俺!?』

『レシーブ練、したいだろ?』

『いや、別に…』

『山本先輩、頑張って下さい!
その間に俺がスパイクをバシバシと…』

『リエーフ、お前はこっち。
俺が特別指導してやる。300な。』

『さ、300?夜久さん、鬼っすか?!』

『なぁに言ってんだ、
試合が1番盛り上がるのは、
スーパーレシーブが決まった時だぞ。
会場中が惚れるような
カッコいいレシーブ、伝授してやる。』

『俺は次期エースなんでっ、
レシーブよりスパ…うぎゃっ!』

『ほら、腰が高い!』

『イテッ(>_<)』

『こら山本、集中!』

『なんで俺がぁ?(涙)』

*********************************
/ 733ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp