第14章 嫉妬とは、
相葉さんと飲み初めてから1時間
相葉さんは、仕事について
意外と熱く語ってくれていた。
「翔ちゃんはさぁ、イイ人なの
だからぁ、仁美ちゃんのことも…」
『…仁美…ちゃん?』
なんて言ったら"あ!"っと言って、
再び生ビールを飲みだした相葉さん
いやいや…そこまで言って…
『もしかして…元恋人ですか…?』
「え?あ、いやいや。それは違うよ?
いや、これはまじで違うの!」
『そう、ですか…』
「う、うん。まぁ翔ちゃんから聞いて?
いつか話してくれる日がくるから…さ?」
そう言われたらもう何も言えない…
「ん?なんか…変な音しない?」
『え?』
あ、そういえば何かドタバタ…
ガラガラ!
「…はぁ…ちゃんっ!」
「『翔ちゃん(くん)!!!?』」