第13章 恋のパワーとは、
ガチャっ
『お、おはようございま~す…』
なんて弱々しい声で部屋に入った。
「ちゃん、おはよう」
『え……翔くん…』
そこには皆さんはいなくて、
翔くんただ一人だけがソファーに座ってた
「みんな気をつかったみたいでさ、
一斉にさっきトイレに行ったわけ(笑)」
『な、なるほど…ふふ(笑)』
「足、もう大丈夫そうだけど……
無理しないでよ?わかった?」
『うん。ありがとう
ってそれより……その髪どうしたの?』
そう。翔くんの髪は笑えるほど、
寝癖が激しくて爆発してる状態…(笑)
確かにメールで言ってたけど、
ここまでとは……
「いや、相葉くんがさ…
なんかグシャグシャにしてって……
この方が直してもらう時間が長くなるって」
『ふふっ(笑)
なんか、相葉さんらしい…』
「じゃあ、お願いしていい?」
『はい、櫻井さん』
そう言って翔くんの髪の毛に触れた。