第12章 愛しい彼女-翔side-
ドサッ
ちゃんを優しくソファーに置いた
彼女の足を見るとそこは少し腫れてて、
やっぱり痛々しかった。
「もう…湿布は?」
『あ、大丈夫です。自分で…』
「何言ってんの。俺がやるから
ていうかそのために来たんだからね?」
『……その棚の上、です。』
そう素直に言った彼女の頭を撫でて、
その棚から湿布の入った袋を取った。
「ほい、足もっかい見せて?」
『え、あ……はい』
さっきは意識しなかったけど、
ちゃんの足首は細くて真っ白で、
「冷たい……かも…///」
『は、はい』
なんで俺、照れてんだぁ…//
湿布を足首に貼りながら何て思う。
「ん、出来た」
『ありがとうございます。櫻井さん』
「いいえ?でも無理しないでよ?
ちゃんが無理するたびに、
俺……心臓もたなくなるんだ。
だから安静にしててよ……?」
なんて言ったあとに優しく、
その綺麗な足にキスを落とした。
お風呂上がりかな?
なんか良い匂いがした。