第5章 この想いは、-翔side-
『ほんと…すいません』
「ふぁ~…いいよ、いいよ
なんか俺も寝ちゃってたし?」
ちゃんの目覚めで起きた俺
ちゃんはすごい謝ってて、
「にしても、映画は無理だな」
『え!?映画だったんですか!!?』
「あ、言ってなかったっけ?ははっ
そうそう。松潤の映画さ、見てなくて」
『あ~ラブストーリーのやつですよね』
「それそれ
でも、オッサン1人ではキツくね?
だからさ、ちゃん誘ったの」
正直に言ったらだめかな?
"普通に行きたかった"って、
"もう頭から離れない"なんて、
『もう2時かぁ…』
なんて腕時計を見ながら言う彼女
「あ、海行こっか」
『え、海…ですか?』