• テキストサイズ

サクラ色のコイゴコロ

第3章 奇跡とは、-翔side-


「つーか翔ちゃん大丈夫だった?」

「え?なにが?」


相葉くんと楽屋に戻る途中、
こっちを振り向いて、そう訪ねる相葉くん



「翔ちゃんのマネージャーが言ってたよ?
昨日、ずぶ濡れで車に乗り込んだって」

「あ、それね。うん、大丈夫だよ」

「にしても昨日、傘持ってたのにさ?」




そうそう、あの透明のビニール傘ね。
今はどこに行ったんだろ…


もう半泣きなあの子の顔見たら言ったよね

"これ使って?"なんてさ、

でも何かしてあげたくて、止めれなかった





「翔ちゃん、なんかあったでしょ?」

「はっ!!?」

「ヒャハハッ…わっかりやす~」



なんて言いながら楽屋のドアを開けて、
先に入って行く相葉くん



やべっ…バレたかな?
ちょっと顔が熱くなったこと、




「ちょっ…相葉くん、さっきの…え?」

『おはようございます、櫻井さん』




これは"奇跡"ってやつ?







/ 125ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp