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♡BLカフェ♡

第4章 送別会(3)


二宮くんが挑発的な眼で

相葉くんを見つめている。


それに答えるかのように相葉くんは

二宮くんの顎をクイっと持ち上げ、

とても真剣な眼差しで真っ直ぐに

二宮くんを見据えた。


いつもお店でお客様に魅せるような

ショーの時とはまた違う雰囲気を

醸し出す2人に思わず釘づけになる。


ゆっくり・・・ゆっくりと

ビールが含まれた相葉くんの唇が。


薄く開いている二宮くんの唇へと

吸い込まれていく。



でも。


あと数mmのところでピタッと

止まる相葉くん。


目を閉じ、少し顔の角度を変えて

相葉くんの唇を受け入れる準備を

していた二宮くんが、あれ?と

思って目を開いたその瞬間。



相葉くんはぐっと深く深く

口付けをして、二宮くんの

見開かれた目と視線を絡めながら

口の中の液体を流し込んでいった。


ゆっくりと上下に動く二宮くんの喉。


長すぎるキスにだんだんと

恥ずかしさが込み上げてきて

顔を真っ赤にしながらも

流し込まれる液体を早く頂戴、

と催促するかのように

相葉くんの唇を吸う二宮くん。


じゅっと2人の間から音がして

相葉くんの唇が二宮くんの唇から

ゆっくりと離れていった。


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