第2章 送別会(1)
そんなやり取りを気にもせずに
櫻井くんからお許しが出た
メニュー表を見ていた大野くんは
智「ねぇみんな、そんなことより
早く飲み物選んでよぉ。
俺早く酔いたい」
そう言った。
翔「ははっ!大野くんどこまでも
マイぺースだな!笑」
確かに。
潤「じゃあ俺はー・・・
カクテルのカシスソーダ割りで」
斗「おぉ~さすが潤!オッシャレ~」
潤「なんだそりゃ笑
斗真は?なににすんの?」
斗「俺?俺はねぇ・・・
レモンサワーかな」
潤「女々しいな!」
斗「えっ、そしたら潤もじゃん?」
潤「は?ちげーし」
段々ヒートアップする言い争い。
・・・僕からしたら
どっちも女子っぽいなぁ笑
翔「はいはい、喧嘩はいーから。
で、雅紀とニノは?」
またしてもかるくその場を収めた櫻井くん。
雅「俺ねぇ・・・ビールにしよっかな」
和「じゃあ私もそれで」
翔「2人ともビールね。
ビール瓶でいい?」
雅「うん、いいよ!」
和「なんでもいいよ~」
翔「OK。・・・神木オーナーは?
お酒駄目なんでしたよね?」
隆「あぁ、うん笑」
智「え?駄目なの?」
翔「いまさら!?笑」
隆「いや駄目じゃないんだけどね・・・
すぐ酔っちゃうから。」
智「へー・・・」
聞いてきた割りには
興味なさそうな大野くん。
そこがまた良い。
その適当加減が店で人気の秘訣。
隆「じゃ、ジンジャエールで」
翔「分かりました。智くんは?」
智「俺ね、梅の花ハイボール」
翔「酔う気満々!笑」
智「いーじゃん。
そうゆう気分なんだよ。
・・・で?翔は?」