第1章 怪盗１幕目『怪盗の始め方』

昼はマスター、夜は怪盗……
何かと忙しい日々だけど
そのぶん毎日がとても充実してるの


ブラン『よし、目的の財宝は手に入ったから後は逃げるのみだよお姫様』

頷きかけたその時

？？？『ホットドーーック！！逃がさないよ！』

ブラン『うわ、別館の警護をしてたはずなのに予想外の速さ…』

天下のISPO最年少2等警護官、ルチノ・モラン。
通称西の小悪魔……可愛い見た目とは裏腹にとても頭がきれてやっかいなのよね