第2章 Q1、封印の洞窟
「うわあああああああああああああ!!!!!;;」
その瞬間、一瞬で凄まじい衝撃波がちゃんから周囲へと巻き上がって
僕らは吹き飛ばされかかった。
烏間「なんだこれは!!」
岡島「そうだよ!!縞々パンツなんてありきたりな!」
中村「死ね!!」
どごぉっ!!!!
前原「バカだな。見ても言わねえもんだろうが!」
片岡「ギラン)バカなことはやめなさああい!!!!」
ばぎぃっ!!!!
岡島&前原『いっでえええええええ!!!;』
烏間「この非常事態に何をしているんだ!!!・・」怒
突如にして起こった衝撃波でスカートがめくれたことにより
ぎゃいぎゃいと騒がしい声が響く中
渚「うん、怒るのも至極尤もだ;」
カエデ「それよりも、何でそんなに取り乱して…」
そう呟いた直後…
周囲の宝石のような輝きを見せる壁から、突如として光が出て
当時の情景が映り出した。
ちゃんは人間の中でも少し特殊な最古の一族で
小さい頃から両親もまた
どれだけ傷を負っても、何故か蒸気と共に一瞬で治っていた。
それから後、気味悪がられて、迫害を受け続けていた。
それでも…当時は両親がいたからこそ耐えられた。
しかし、8歳になった頃…一族はちゃん以外虐殺された。
よく知り、共に時を過ごし、乗り越えてきた人達が、恩人達が
全て、人間達の手によって奪われた。
その瞬間、何かがキレた音がした。
そうして涙を流しながら、暴れに暴れ…
誰も傷付けはしなかったものの、血眼になって追われ続け
結果として封印の洞窟に隠れることに成功したが、誰にも知られぬまま封印されてしまった。
それから6年もの時が流れ、14歳になっていた。