第2章 Q1、封印の洞窟
殺せんせー「では各自、冒険への準備をして下さい。
見てのお楽しみです。ぬるっふっふっふっふっ」にやり
…『一体、何があるんだろうか?』
そんな疑問ばかりが、僕らの中に残った。
数分後…
殺せんせー「着きました」
『早いよ!!!』
殺せんせー「にゅ?そうですか?」
カエデ「っていうか早過ぎるよ!!
学校出てから数分しか経ってないでしょ!!?」
カルマ「へー。こんな近くに洞窟なんてあったんだ」微笑
渚(皆自由だ…;)汗
思い思いの言葉を自由に言う皆に、僕は汗が額を伝う中思った。
殺せんせー「そりゃそうですよ!私が見つけたんですもん!!」えっへん!
『誇らしげだ!!!』
殺せんせー「だってねえ…?
先生一人だけですから!」
烏間「それで何故全員連れてくる必要があるんだ?」
殺せんせー「術式を知っておくためにもいい経験になるかと」
ビッチ「なんで私まで同行しないといけないのよ」
殺せんせー「きらびやかなんですよ、中が」
『……え?』
その言葉に、意味が分からなくて固まった。
殺せんせー「外から光が届かず、中は真っ暗闇なのが洞窟のセオリー。
しかし!
この洞窟の壁は全て、宝石の如く内側から発光するんです!!」
『おおおおおおおおお!!!!』
殺せんせー「その様はまさに…宮殿の如く!!」キラキラ
岡島「売ったら何万になる!?」
片岡「やめんか!!・・」
げしぃっ!!!
磯貝「これで電気代も安くなる!!(微笑」ぐっ!!
カエデ「着眼点そこ!!?・・;」
渚「あはは^^;」
こうした他愛のないやり取りの後…
僕らのパーティーは、洞窟へと入っていった。