第3章 Q2、襲撃!五英傑!
「2歳で海のど真ん中に叩き込まれてから、まずは海に住むモンスターに狙われて死に物狂いで泳ぎ覚えた」
渚「2歳で!!?・・;」
「それから帰った直後に、さっき言ってた「噴火中の火山」、「滝つぼ」、「サバンナの奥地」へ叩きこまれたんだ。
その間、2年ほど自然環境の中で生き抜くしかなかったから、身体の動かし方も完璧に身についた」
前原「大変すぎる幼少時代だな;」
「剣術においても一人置いてけぼりにされたダンジョンの奥地で、不死の大剣神と2年ガチで殺されかけ続けたし…最後には倒したけど」
渚「倒したの!!?;」
「うん。
気絶させてそれからダンジョンの地図もらって外出た」
『お宝は無視!!?;』
「うん。
その修業を通して強くなれれば別に要らない。
魔法においても一人叩き込まれて出れなくされたラスボスダンジョンにいた
ラスダンの大竜神とラスボスの大魔神から、2年ガチで殺されかけ続けたから」
『不憫だ…;』
渚「僕と公園で遊んだあれは何だったの?;」
「?ただの休憩時間」
『休憩時間で遊んでたの!!?・・;』
「息抜きだよ。
2歳からの2年間、マッハスライムとか色んなモンスターが私を殺そうとし続けてくるから気が休まらない日々だったわけだし」
『体力無尽蔵か!!・・;』
「でもおかげで身体の無駄のない動かし方分かったし」
『そういう問題じゃない!!;』
「そのおかげで毒物耐性とか色々身につけてって、最終的に状態異常耐性身につけれたんだ。
その2年のおかげで「体術の奥義」を身につけて、衝撃波を素手で起こせるようになった!スキルじゃないけどね^^;」
『そしてスキルになってねえのかよ!!;』
「うん;
剣の素振りが500万回越してもスキル会得できなかった;」しょぼん
木村「不憫だ;」
「代わりに「剣術の奥義」を身につけて斬撃を飛ばせるようになったんだけど…」
『十二分にすげえよ!!;』
渚「その時点で烏間騎士長レベルだったんだ…;」
カルマ「底が知れないねえ…;」苦笑
次々に知る真実に、僕らは苦笑するほかなかった;