第3章 Q2、襲撃!五英傑!
渚「ま、まあそりゃあ…
当時は小さい時だったし、名前も知らなかったけど顔見知りだったし
何度も…助けられたわけだし//
ちゃんは小さい頃から差別せずに、ちゃんと僕のこと見てくれてたし…///
向き合ってくれたから、嬉しかったわけだけど////」ドキドキ
かあああああああっ
当時のことを思い出した瞬間、何故か沸騰したみたいに赤くなっていた。
こ、恋?//(ドキドキ)
8年前…
小さかった僕は、両親が離婚したことでいじめられていた。
でも…
ちゃんは気にしないでくれた。
幼「大丈夫だよ。
私そんなの気にしないよ」
幼渚「でも…
僕のせいで、父さんが出てったんだって(ぽろっ)
捨てられたんだって」震涙
悔しくてしょうがなかった。
いじめられて、そう言われた時、心細かった。
僕のせいだったんじゃないかって…
いじめられてた所を助けられた時
誰かに縋りたくて、近くにちゃんがいてくれて
涙と共に愚痴を零したんだ。
幼「?悪い人じゃないでしょ?」
幼渚「え?」
顔を上げると、笑いながら手を頬へ伸ばしてくれた所だった。
幼「だって悪いことしてないじゃん」
幼渚「でも;」
幼「大丈夫」なでなで
そう言って、頭をそっと撫でてくれた。
幼「私はさ…
君のこと、優しい人だって思うよ」微笑
幼渚「え?」きょとん
幼「だって…
あんな理不尽に言われても、やり返さなかったでしょ?
理不尽にされても理不尽に返さないの、本当に難しいんだ♪
だから私はあんな人たちみたいに思わないし、そんなこと絶対しない!
そういう優しいとこ、ちゃんと見てるから。
そこしか知らないけど、私は君が大好きだから。
だから、ね?(にっこり)
大丈夫だよ^^」なでなで
幼渚「うっ;;」ぶわっ
その瞬間、嬉しさからか涙が止まらなくて視界が白ずんだ。
幼「え?何で余計に泣いてんの?」きょとん
幼渚「うわあああああああああ;;
あああああああああああああ;;;」
あの後、縋りつきながら泣きじゃくった。
そんな人がいてくれたことが、嬉しくて、しょうがなかったんだ…