第3章 Q2、襲撃!五英傑!
「?カルマと私、あれが初対面じゃなかったの?」
カルマ「俺は小さい時、モンスターから襲われた時に助けられたんだよ。
ほら、俺を庇った時の傷」
「あー。左腕のそれってその時の傷だったんだ」
カルマ「は当然だって顔してたけどさ…
俺にとっちゃ、当たり前じゃなかったんだよ。
だから、今までずっと忘れられなかった。
なのに…にとっては違ったってことか。
絶交しようかなあ~」ふいっ
がぁん!!
あ、最後のは嘘だ。
騙されるのを面白がってる顔だ;
気心知ってるから分かる。
でもちゃんはやっぱりまだ解らないみたいで…全力で焦っていた;
「違うんだよ!;ごめん!!;
だって初対面だったし!
知らなかったけど助けなきゃって思ってたし!!;(あわあわ)
だから…その…お願いだから…」ぎゅうっ
カルマ「ん?」
裾を掴んで縋るようにされて、カルマ君は振り返った。
「赦してっ//」うるうる
カルマ「!!//」ぼんっ!
『上目遣い&涙目はずるいぞ!!!;』
中村「あのカルマがチャーム(魅了)されてる!!;」
学秀「ずるいぞ!赤羽代われ!!・・」激怒
渚「え?;」
真っ赤になるカルマ君に一瞬怒りがよぎった中…
浅野君は非常に不愉快そうに、カルマ君を睨み続けていた。