第2章 Q1、封印の洞窟
殺せんせー「え?私?;」
ビッチ「あんた以外まともに受けれそうなのいないでしょ?」
渚「そっか。
殺せんせーのすばやさバグってて99999だから、いけるかも」
殺せんせー「なるほど。分かりました!」
烏間「そんな生易しいものじゃないだろうがな」にや
『?』
その後、ちゃんは準備運動をするように言われたわけなんだけど…
ひゅひゅひゅひゅひゅ!!!!
磯貝「見えるか?皆;」
『全然;』
すばやさが殺せんせーより1桁ないとはいえ、本当に目に映らないぐらいだった。
まあ、そうでないと分身なんて出来ないんだろうけれど;
その間、烏間先生が説明してくれた。
遠い昔
魔族は5大陸に、人族もまた5大陸に分かれて住んでいたという。
だが、しばしば魔族は侵略して人族を狩りつくそうとする動きが活発化。
それに伴い、人族は絶滅の危機に瀕していた。
そんな折、魔族の中にも僅かながらに人族を護ろうとするものもいたそうで…
その中で、とある人族の中で生き残った赤ん坊がおり
魔族に拾われ、魔法を教わったり鍛えられながら育てられた。
そして成長した若者は、種族の関係なしに護ろうとしたそうだ。
その人は差別を嫌い、悪い魔族だけを気絶させていき、大陸へ送り返したそうだ。
だが、魔族は断固として人族を狩りつくそうとしていた。
そのため…
それ以外の魔族を人族が暮らす場所へ避難させた後、
やむなしにスキルを繰り出し、5つの大陸ごと消滅させた。
それが…
魔法と剣術と体術の奥義の極み…
それを一撃として繰り出した。
あまりに一瞬の出来事だったため、そのスキルは『一閃』と呼ばれ
その若者は、世界で最初に『勇者』という称号を与えられたという。