第2章 Q1、封印の洞窟
前原「うお、すっげえ!」
磯貝「ありがとう」
それから…
改めて自己紹介を受けた。
「名は。苗字はない。
最古から続く一族の末裔で、私は最後の一人だ。
8歳の時に殺戮されたんだけど、一人で逃げて…」
前原「どこからどう見ても普通の人間なんだけどなあ」じー
磯貝「さっきの映像から考えると、こういうことかな?」
そう言って、磯貝君が見せた紙にはこうあった。
8歳の時に殺されかけて、両親ごと一族が殺されてから冷静さを失って暴れ回って気絶させる
↓
血眼になって探される
↓
隠れる場所を探す
↓
辿り着いた場所が封印の洞窟だった
↓
何らかの仕掛けを動かされて、封印された
↓
6年後、つまり現在まで封印は解かれなかった
「うん(頷)
大体そんな感じだと思う」
渚「それで…どうやって封印って完了するんだろう?」
「それに関しては…
確か入り口あたりにあったスイッチをもう一度押すと
円の中央に居た人が封印されるって形だったと……」
渚「そんなお手軽に!!?・・;」
「罠だって気付いたのは、その直前だった。
その時にはもう抜け出せなくて、暴れても暴れてもどうにもならなくて…
そして意識が戻ったのがついさっきって感じなんだ」
烏間「なるほど。封印前後の記憶はあやふやになると言うが…
身体に異常はないか?成長している以外に」
「胸が重い」
烏間「それは言わんでいい!!・・;」
ビッチ「ふっ。それは女としての成長の証よ」にっこり
「へ~」
誇らしげに言うビッチ先生に対し…
岡島「巨乳…是非飛び込みてえ//」はあっはあっ
片岡「こらああ!!!」
どごぉっ!!!!
「?別にいいよ?」きょとん
『ええええ!!!??;』
8歳から常識知識が固まってるんだ…;
その瞬間、僕らは理解した。