第8章 ほしあい〜佐助〜
ーその日の夜ー
「佐助〜」
佐助を呼んだのは、義元であった。
「なんですか、義元様?」
佐助は、無表情だが嫌そうなオーラを出している。
「んー、昼に小梅から聞いたんだけど一応、一つだけ案があるから……」
「本当ですか!?」
ガシッ
佐助は、義元の腕をグッと掴む。
「うん。佐助痛い。その方法は、・・・・」
ー義元と話してから一週間ほど経った日ー
「佐助〜、天女から文が届いたぞ〜」
「ありがとうございます、信玄様。」
佐助は、どこからか出てきて、サッサと信玄から文を取るとまたどこかに消えた。
「佐助があんなに嬉しそうな顔見たことなかったな。」
佐助は、自分の部屋にいた。