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イケメン戦国〜天邪鬼な君へ〜
第91章 あなたにもう一度(7)
もう限界だった……。
「……なんでいつ、も……私ばっかり……自分は言い寄られても何も話してくれないのにっ!!」
今日一日で、私の中で生まれた本音と不安が溢れ……私は家康の身体を力いっぱい押し、腕からすり抜け部屋から飛び出す。
「ひまりっ!!!」
家康の呼ぶ声が背後から聞こえ、すぐ近くにある倉庫に飛び込み……
ガチャ!
鍵をかけた。
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