第1章 始まり
「っておい!なに寝てんだ!起きろ!」
「銀ちゃんの足が臭いから気絶しただけアル」
「臭くありませーん!俺の足はジャスミンの香りですー!」
「ジャスミンの香りって人の大便と同じ臭い成分が入ってるらしいですよ」
「え?マジで?それマジでいってんの?」
「銀ちゃんはう◯この臭いって事アルな」
「ちげえから!これはそのあれだ…ってアンタいつ起きたんだよ!」
「銀ちゃんさんが叫んだ辺りからですね」
「早くね?冒頭から起きてたってことだよね?」
その時、インターホンが鳴った
「新八出てくれ」
「あ、はい」
新八は玄関を開けた
「あ、どうも、何か御用ですか?」
黒髪、吊った青い目、白い肌の20代前半ぐらいの細い男が立っていた。
「こんにちは、ここにがお邪魔していると思うんですけど」
「え?誰ですかそれ、そんな人…あっ!ちょっと待っててくださいね!」