第2章 黒の教団
ラビ「萩はこれからどうするんさ?」
萩「う~ん、特に決めてないんだけどさっき空から見えた大きな建物を目指そうと思ってる」
リナリー「大きな建物って」
アレン「黒の教団ですね」
萩「黒の教団?」
聞きなれない名に首を傾げる
ラビ「ちょうどいいさ俺たち帰るところだから一緒にいくさ」
萩「えっいいの?やったーありがとラビ」
腕に絡みつくと微かに頬を染める
仲良くラビと腕を組んで歩き出す
その後ろをアレンとリナリーが続く
リナリー「ねえ萩さん背中の数字?何か意味があるの?」
萩「萩でいいよー、これはね私がいる処の隊だよ。零から十三まであってそれぞれの隊長の羽織の背に番号が入っているの」
アレン「えっ?って事は萩は隊長なんですか?」
萩「そうだよー護廷十三隊でも最強部隊の零番隊隊長だよ」
ラ、ア、リ「「「え゛」」」
ニコニコ答えるその姿はただの少女にしか見えないが『最強部隊隊長』という一言で思考が止まった
ラビ「最強部隊の隊長さん?」
アレン「えっと、黒の教壇で言ったら元帥クラスでしょうか?」
リナリー「でも十三の部隊にそれぞれ隊長がいるってそれが元帥クラスじゃなのかな?」
アレン「じゃあ萩はそれの上のクラスですか?」
ひそひそ後ろで話している声が聞こえラビは青くなる
(マジかーそんな人にストライクってオレ殺される)
萩「ラビどうしたの?顔色悪いよ?」
ラビ「な、何でもないさ」
萩「私の近くにいる男は『戦え』って言う戦闘狂
か口うるさい『じぃ』なのよね、まあ例外もいるけど」
ラビ「戦闘狂ってどんな感じのユウみたいな感じさ?」
萩「ユウ?って人は知らないけど戦う条件はね『殺し以外はすべてOK何方かが倒れるまでのデスゲーム』ってかんじかな?」
ラビ「こ、殺し以外はOK?えっと、萩さん負けたことは?」
萩「はぁ?全戦全勝だけど、おかげで言い寄ってくる男は皆無
ラビの反応は新鮮で嬉しい🎵それにラビたちは強いでしょ?」