第3章 コムリン騒動!
ここに来て約ひと月与えられた部屋で
萩「暇すぎる!体がなまるー」
一人で叫んでいるとバンッとドアが開く
ラビ「萩ー飯食いに行くさー」
萩「ラビおはよー!御飯食べたら付き合って🎵」
ラビ「えっ!つ、付き合う?オレでいいさ?」
萩「嫌ならアレンか、ユウに・・・」
ラビ「嫌じゃ無いさ!喜んで!?」
頬を赤くしながら食い気味に返事をする
萩「やったー🎵ラビが倒れるまで攻めてあげるからね🎵」
ラビ「へ?倒れる?攻める?・・・デートのお誘いじゃないんさ?」
萩「デート?何言ってんの?戦いに決まってるでしょ、最近動いてないからなまっちゃって
覚悟してね🎵」
さぁーと真っ青になっていく顔色でヨロヨロと食堂へと向かっていく
ジェリー「おはよう~萩」
萩「おはよーいつもの宜しく」
ジェリー「オッケー、ラビは?」
ラビ「んじゃ萩と一緒で」
数分後には目玉焼き、焼き魚、ウインナー、ベーコン、味噌汁、漬物の和食セットが出来上がる
萩「う~ん、相変わらず美味しそう🎵」
席を探しきょろきょろしていると黒髪ポニテールのユウを発見
萩「おはようユウ、隣いい?」
チラッとこちらを見て、ラビを視界に入れると眉間にしわを寄せる
ユウ「チィ」
ラビ「ユウ、今オレ見て不機嫌になっただろ!」
萩「気のせい気のせい🎵」
席に着き食事を始めながら軽く笑い飛ばす
ユウ「気のせいじゃねえ!朝っぱらからうぜえ」
ラビ「オレなんもしてねえさ」
ユウ「存在がうぜえ」
萩「あはは、存在がうざいって
そのうざいラビはこの後私と鍛錬するんだけど
良かったらユウも来ない?」
鍛錬と言う言葉にピクリと反応する
ユウ「お前とか」
ボソッ『破道の一 衝』指先から弱い衝撃を放つ
ユウ「!?」
萩「ユウ、お前じゃなくて“萩”ね」
ご飯を口に運びながらにっこり微笑む
ユウ「・・・・チィ、さっさと喰え行くぞ萩」
がたっと立ち上がり食器を片付けに行く
ラビ「オレのことは無視!?」