第1章 繋
TODOクンの促しによって私達8人はバーの一番奥の個室に案内された。
結構このお店を利用しているらしくマスターも何も言わない。
「はい、とゆーことで ライブお疲れ様~
ここはカリスマレジェンドの俺が乾杯しちゃうよ?? んじゃはい、かんぱーーーい」
『乾杯~』
「んじゃ初めての子もいる訳だし、簡単に自己紹介しよっか!
フジオロック キーボード担当、TODOだよっ よろしくね」
「あはは~ トッティー 合コンみたいだね!! 俺はねー ドラムのJUICY!!やきゅうが好き!! じゃあ次兄さん!!」
「…え、俺…? ベースの壱…。」
「 流れ的に僕かな、バイオリン・ギターのJADEだよ。2人とも今日はありがとうね。」
「フッ…次は俺だな
神に選ばれしギルドガイ…フジオロック ギターを担当している 架羅だ…。」
「いたたたたっ あ、アバラ折れっ…
カリスマレジェンド…人間国宝 フジオロックボーカルのOSO様だよ
っいてぇぇぇ!!」
「私! 今回打ち上げ二度目の 姫乃ですっ
はい、ちゃんの番だよ~」
「うん、 今回 初参加のです
フジオロックは赤塚F_Holeのライブが初参戦でした。」
「へぇ!ちゃん本当に新規さんなんだねっ」
「新規なのに今回のライブ大丈夫だったか…?」
「? 新規だと何か大変なんですか??」
「あー 結構過激派も多いからねぇ、新規金づるを嫌う人もいるの。人によってだけど…ちゃん適応力?かなりあるから新規って分からなかったのかもね!」
「そ、そうなんだ…」
バンドの世界ってまだまだ分からないことだらけだ。初めてのライブのあと上条に基礎的なことは聞いたけど…それでもまだまだなんだなぁと思い知らされる。