第1章 大切な君へ【藤堂平助】
新撰組の女中になってくれる!!それだけで心が踊った。毎日名沙奈に会える!!嬉しくてたまらなかった。俺はすぐに新撰組について色々とおしえた。
そして 沙奈に言われて気づく。土方さんたちに伝えてないことに………
廊下を走り幹部のみんなを集めて俺は言った。
『あいつ新撰組の女中になるからっ!!』
そういうと左之さんとしんぱっつぁんが『女中って昨日平助が連れてきたあの可愛い子か!?』
だよなっ!かわいいよなっ!『おぅ!そーだ!』
やっぱり総司は『そんな素姓もわからない子なんてころしちゃいましょーよ。』
そこにすかさず土方さんは『物騒なこというんじゃねぇよ!』近藤さんも笑ってそれをみている。
一君がおもむろに口を開く。
『素性もわからぬやつはやはり………それより平助……その女中になる娘とやらはどこにいるんだ?』
みんなでおんなじ顔をしてあっ。そういえば。
『平助!そいつはどこにいんだ!?連れてきやがれっ!』土方さんに言われて俺は沙奈の元へとまた走り出す