第5章 パーカー
「リエーフ学校は〜?」
私はリエーフに聞く。
「学校かぁ」
憂鬱そうな声音だけど、
貴方、学校好きなタイプですよね?
まぁ学校出し、家帰るか…と、一言いい、
私は立ち上がる
…が
「立てないよー!
リエーフぅぅぅ!!」
私は何故か大袈裟に叫ぶ。
…これじゃリエーフに五月蝿いって、言えないなぁ
「大丈夫ですか?」
すると、「あっ!」と閃いた顔で、私を見るリエーフ。
「病院行ってから、
学校行きましょ?」
病院かぁ〜
成程。
そういう考え方もあるのね。
「俺も一緒に行くんで、
あっ、俺、着替えてくるんで待っててください!」
「あっうっ…うん!」
有無を言わせないリエーフは流石だなと思う。
あ、病院行くなら学校に連絡しないとっ!