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【HQ】俺が恋したのは超鈍感少女だった

第26章 お前のカラダはチョコの味




ミホさんと近くのカフェに入り、
店員さんにココアとミルクレープを注文した。

ココアとミルクレープをトレーに乗せたまま、
ミホさんが座っている席へ向かった。


「佳奈ちゃんバレンタイン上げるんだね。テツローに…」

「はい。ダメですかね?」

「違う。そうじゃなくて、
テツローさ、モテるでしょ?
だからアイツさイジメのようにチョコもらってて疲れてると思うから
家に着いたら癒してやってねってことだよ」


癒すって言われてもなぁ…
私が癒せるとでも?


すると、私の心を読んだのか
ミホさんが言った。


「あ、癒すって言っても難しく考えないで。
簡単に言えば、えっちすれば良いのよ」

そういいくすくす笑うミホさん。


…これはもしや…

「バカにしてます?」

「あ、バレた?
佳奈ちゃんかわいいから虐めたくなるのよね」

「酷い…」


その後は軽く雑談して
ミホさんと別れた。
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